生理痛やPMS、片頭痛を予防・改善する栄養<マグネシウム>
こんにちは、松本市の女性専用パーソナルトレーニングジム&ヨガスタジオstyle it.の奥原です。
前回は、生理痛やPMSの予防や改善に効果的な、タンパク質について纏めました。
今回は 不足するとさまざまな不調を引き起こす、ミネラルの王様【マグネシウム】です。
ミネラルの王様【マグネシウム】
マグネシウムは栄養素としてあまり認知度が高くありませんが、実は、だいたいの不調に関与しているといっても過言ではないほど大事なミネラルのひとつです。
例えば、生理痛やPMS以外で、マグネシウム不足で引き起こされる代表的な不調は“片頭痛”です。
片頭痛もちの人の3人に1人はマグネシウム不足なのだそうです。
他にも、不整脈や便秘も、マグネシウム不足によって起きやすい症状のひとつです。
なのでそれらの症状に対するお薬には、マグネシウムが含まれています。
マグネシウムの大きな働きは…
“筋肉を収縮させる”・“栄養のエネルギー変換”・“血流を良くする”ことです。
内臓も筋肉なので、子宮や心臓、腸の収縮もマグネシウムは大活躍です。
結果、不足すると生理痛、不整脈、便秘を誘発しやすくなります。
また、血流が悪くなることで生理痛や片頭痛が起きやすくなってしまうのです。
そしてマグネシウムは、セロトニンを作るために必要なミネラルでもあります。
セロトニン=幸せホルモンとも呼ばれ最近よく聞きますが、PMS症状の緩和にとても重要なホルモンです。
マグネシウムはどうやって摂る?
食事以外に、皮膚からの吸収も可能!
1日に必要な量は290mgほど。
どんな食品に豊富に含まれているのでしょうか?
代表的なものはコチラ!
★玄米など未精製のお米や、全粒粉のパン
★アーモンド
★納豆・豆腐・豆乳
★しらす干し
★味噌や醤油
それぞれに一食当たりで食べる量には多くても50mgほどしか含まれないので、基本的に多くの人が不足しているとされています。
コツコツ意識して摂っていきたいですね!
そしてなんと、マグネシウムは皮膚からも吸収されるのだそうです!
マグネシウム入りの入浴剤も多く販売されていますので、そういったものを活用するのも効果的ですね◎
マグネシウムの天敵、カフェイン!
カフェインは、マグネシウムを含め鉄やカルシウムなどのミネラルの吸収を阻害したり、排出してしまいます。
貧血の人はいっそうカフェインは避けたほうがよさそうですね。
私は大のコーヒー好きなのでつらいところですが、コーヒーでいえば1日2杯までがベストなのだとか;;
特に、食事中のカフェインは栄養の吸収を邪魔するので避けましょう。
麦茶・ほうじ茶・玄米茶や、ルイボスティー、ハーブティーといったノンカフェインに近いものを意識していきましょう!
今回はあまり認知されていないけれど、人の身体にとって大変重要なマグネシウムについてでした。
婦人科系の不調に限らず総合的に体調を整えるためにも、食生活を見直すひとつの視点にして頂ければ幸いです♪
生理痛やその他体調不良に関わりの深い栄養素や食べ物の話はこちらも↓↓
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生理痛やPMS、貧血を予防・改善する栄養 亜鉛
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松本市パーソナルトレーニングジム&ヨガスタジオstyle it. ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
代表 奥原あやみ
大町市生まれ、松本市在住。
パーソナルトレーナー、ヨガインストラクター、整体師の資格を取得。
東京都南青山のパーソナルジム及び、全国展開の大手有名パーソナルトレーニングジム勤務を経て、2020年1月長野県松本市に“女性専用パーソナルトレーニングジム&ヨガスタジオ style it.”をオープン。
年間1,400件ほどの女性のダイエット、トレーニングをサポート。