生理痛やPMSを予防・改善する栄養<タンパク質>
こんにちは、松本市の女性専用パーソナルトレーニングジム&ヨガスタジオstyle it.の奥原です。
前回のブログでは、生理痛に関わる油についてまとめました。
(前のブログ:生理痛を悪化させる/改善する油の話)
食べるものと生活習慣によって生理痛やPMSの症状は短期間でも改善することが多々あります。
実際に、食事サポートを行うダイエットコースをご利用頂くお客様の中で、半数以上の方からこのようなお話を伺います。
・動けなくなるほどの生理痛やPMSがあったのが、軽くなってきた
・毎回痛み止めを飲んでいたけど、その頻度が減った
・止まっていた生理がくるようになった
この理由のひとつは、紛れもなく運動によるものです。
もうひとつ、大きな役割を果たしているのが食事の改善です。
当スタジオでは多くの場合、低糖質・高タンパク+食事からのビタミン・ミネラル摂取強化の食事サポートを行っています。
その中でおのずと、婦人科系の不調に効果をもたらす栄養素もバランスよく摂れることになります。
結果、2ヶ月ほどで改善がみられているのだと思います。
今回から数回に渡って、その代表的な栄養素について、纏めていきます!
ダイエットにも、美容にも、健康にも!
基本中の基本は やっぱりタンパク質
今回は、【タンパク質】です。
ダイエットといえばタンパク質…というくらい、耳慣れた栄養素ですが、女性の健康にとって非常に重要です。
耳慣れただけでなく、普通に必要量を食べられるような食生活になれば、あらゆる不調やリスクを改善・回避できると思いますよ。
ダイエット的な話はさておき、今回は生理痛やPMSの改善、女性特有の不調にタンパク質がどう貢献するのか、です。
★ホルモンの材料になる…女性ホルモンのもとになる
★鉄分を身体に吸収させる…貧血症状の改善につながる
★筋肉量を増やし、体温を上げる…生理痛やPMSは冷えが大きな要因のひとつ
★骨を強くする…閉経後に多くの人が悩まされる骨粗鬆症の予防に貢献
★血中水分量を調整する…むくみの改善
タンパク質は体内でこのような働きをし、女性特有の不調や病気の予防・改善につながります。
タンパク質は筋肉をつけるだけではありません。
貧血、むくみ、冷え、骨粗鬆症に大きく関わっています。
タンパク質は1日にどのくらい必要?
「お肉、食べてるから大丈夫!」…たぶん、大丈夫じゃないです。
タンパク質は、ご自分に何グラム必要ですか?
答えは、ひとまず体重と同じグラム数。
50kgの人は50gです。
(糖質または脂質制限中の方や、ハードに身体を動かす方、ボディメイク中の方はこの限りではありません)
これは食べた肉や魚の量ではなく、そこに含まれるタンパク質の量です。
100gの肉を食べたからと言って、100gのタンパク質が摂れたわけではありません。
どんな食べ物にタンパク質が豊富で、どのくらい食べればいいのか。
答えはコチラです!
タンパク質が豊富な食べ物
肉/魚介類/たまご/とうふ(特に木綿)/納豆/豆乳/その他大豆製品/乳製品
どのくらい食べるのか
1日3食として、片手もりっと一杯分目安を、毎食。
(あくまでざくっとした目安です)
トーストを食べるならたまごやチーズをのせる、
納豆にシラスやサクラエビを混ぜる、
味噌汁に木綿豆腐を入れる、
などなど、毎食コツコツをタンパク質を摂る意識をもって頂くといいですね。
次回は、ミネラルの王様【マグネシウム】です。
マグネシウムのブログはこちらから↓↓
生理痛やPMS、片頭痛を予防・改善する栄養 マグネシウム
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松本市パーソナルトレーニングジム&ヨガスタジオstyle it. ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
代表 奥原あやみ
大町市生まれ、松本市在住。
パーソナルトレーナー、ヨガインストラクター、整体師の資格を取得。
東京都南青山のパーソナルジム及び、全国展開の大手有名パーソナルトレーニングジム勤務を経て、2020年1月長野県松本市に“女性専用パーソナルトレーニングジム&ヨガスタジオ style it.”をオープン。
年間1,400件ほどの女性のダイエット、トレーニングをサポート。